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ムジャッタラのお話...。


今回はHonest Bar@Garanの喫茶でご提供した緑レンズ豆を使ったメニュー、ムジャッタラについて、少し面白い話を見つけたので、レシピと合わせてご紹介したいと思います。


ムジャッタラとは、レンズ豆とお米の素朴なアラブの豆ご飯です。


この料理はシリアやレバノン、パレスチナなどで主に食べられており、家にある材料で簡単に安く作れるので、肉が買えない人の貧しい料理と言われています。

お客さんに出すような時は、「ムジャッタラでごめんね...。」が決まり文句なのだそうです。


貧しい料理と言われているムジャッタラですが、それでもアラブの人々にとっては食生活上、重要性があり「空腹のあまりムジャッタラ一皿のために魂を売り渡す」ということわざがあるほどです。


歴史も古く伝統的で、旧約聖書にも登場します。

また、キリスト教徒は断食の期間中に、ユダヤ教徒は木曜の夜に食べるそうです。



▼作り方


米  250cc(130g)

緑レンズ豆  150cc

玉ねぎ  200g

オリーブオイル  大さじ5〜6

塩  小さじ1



洗ったお米を30分浸水させ、ざるに上げ水を切ります。

レンズ豆は軽く洗い、柔らかくなるまで茹でます。

レンズ豆が柔らかくなったらざるに上げ、その茹で汁は取っておきます。


玉ねぎを薄切りにし、オリーブオイルでゆっくり炒めます。

玉ねぎが狐色になったらざるに上げておきます。

※玉ねぎの炒め油はお米を炊く時に使いますので、取っておく。


レンズ豆の茹で汁400〜470ccを鍋に入れます。

玉ねぎの炒め油大さじ2と塩を加え、沸騰させます。

沸騰したら緑レンズ豆と米を加え、軽く混ぜたら蓋を閉め、弱火で約15分炊きます。


炊き上がったら軽く混ぜ、お皿に盛り玉ねぎを上に飾ります。




お米をジャスミンライスに変えても美味しいです。

また、本場ではクミンを入れる家庭もあるそうです。

ご家庭にあるスパイスを入れてみても、楽しいかもしれませんね!



ぜひ作って作ってみてください!

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